近畿地区 中学受験プロジェクト
投稿日:2012年 5月10日 作成者:nagai
今年もGWの5月3~6日の4日間、春の集結特訓を清風中学校で実施しました。
小6としてのゼミも早くも90日が終了。能開生たちはこの90日間で「受験生」としての自覚を持ち、日常の学習や生活に取り組むことができていたでしょうか? もし、それができていなければ、ただちに自分の「学習フォーム」や「学習習慣」を直して、「成績を上げるための具体的な動き」を身につける必要があります。
春特訓では、特訓の「クラス担任」が、参加した能開生の4日間の動きを細かくチェックして、一人ひとりに「直さなければならないポイント」を、随時指示していきました。
特訓は、同じクラスの人たちの学習に向かう「姿勢」や「がんばり」を近くで見ることで、たくさんの事がらを吸収することができる貴重な機会です。この春特訓では参加者一人ひとりが、意識的に「自分の学習フォームの見直しと改善」をし、特訓終了後の学習に弾みをつける、そんな充実の4日間になったことと思います。
以下は、開講式での訓示です。
能開センター八尾校責任者 河本 伸吾
戦国時代の英雄・織田信長が天下を狙っていたころ、信長は家臣に向かってこう言っていたそうです。
「包み隠さず、怠らず、掃除、倹約」
これを君たちに置き換えてみると、次のようになるだろう。
包み隠さず=自分の苦手科目・テーマから目を背けず、逃げることなく、しっかり自覚して取り組もう!
怠らず=何千回、何万回と繰り返し努力を重ねた人には、入試当日に“受験の神様”が下りてくる。
掃除=「振り返り」「やり直し」を普段からやっていますか? 1度習ったことは、2度と忘れませんか? 自分のやっていることを隅々まで見極めること。そこまでやってはじめて、本当にやったことになる。
倹約=ムダな時間を節約する! 家に帰ってすぐに勉強を始めていますか? TVを見たりゲームをやったり、勉強を始めても途中で冷蔵庫を開けに行ってみたり、ボールペンを分解してみたり。。そういうムダなことはやめよう!
これらを特訓の4日間実践して、受験生としての構えを身につけてください。
能開センター大阪南エリア責任者 上木原孝伸
2月7日から今日までで90日、そして今日から夏期講習までが79日。ほぼ同じ日数だ。言うまでもなく6年生の夏は、入試を制する時期。夏以降はもう人には追いつけない。したがって今から夏講までの期間が決定的に重要です! 夏講初日を入試の日と想定して、今日からの79日間を過ごして欲しい。
では、春特訓でみんなに身につけて欲しいこと、X、Y、Zについて話します。
よく数学でわからない数のことをXと置いて計算しますね、つまりXは未知のことを指します。
入試会場は君たちにとって未知の場所だ。入試とは自分との戦いですが、これまで行ったことのない会場、経験したことのない雰囲気の中でその戦いに臨まなくてはなりません。すると、どうしても緊張します。緊張する中で普段通りの実力を発揮できたものが合格できるのです。ですから、その日のために春特訓の場を入試会場だと思って緊張して過ごして欲しい。この特訓会場にいる間はなるべく知っている友達と話すのをやめてみてはどうでしょう? せっかく“非日常の場”にいるのですから、できるだけ自分を緊張状態に保ってその状態でテストを受けたり授業を聞いたりしてください。
Yは予測です。夏講までの79日で何をするべきかをみつけて欲しい。授業で指摘を受けたことをダイアリーに書き留めて欲しい。けれどもせっかく書いても書いたことで安心して忘れてしまってはダメ!! 本当に大事だと思うことは書いたことを机の前に貼っておくこと!
毎日目にすれば忘れません。
最後のZは全力のZです。いつ全力でやるのか? 当然いまだよね! 全力で授業を聴き全力でテストを受けてください。
そして先生たちも、君たちが帰ったあと打ち合わせをします。なぜなら先生たちにも君たちをこの特訓で鍛え上げるという目的と、それをやりきるというプライドがあるからです。先生たちも全力で打ち合わせをして全力で明日の準備をする! だから君たちも全力で宿題をし、さっき河本先生が言った“掃除”をしよう!
勝負はこの会場でつくのではなく、家の机でつきます! 全力でがんばってください。
左の写真は2012春の集結特訓の各クラスの担任団です。
先生たちにとっても集結特訓はアウェイの場。普段の所属校のクラスと違い、ここでは受け持つ生徒のほとんどが初めて会う生徒です。それでも、たった4日間でクラス全員の顔と名前を一致させ、学習姿勢についてチェックをし、一人ひとりの改善点を見極めて、課題を各自に持ち帰ってもらう役目があるのです。先生たちは授業のない時間にも、重要な役割をこなしているんですよ! また、集結特訓で洗い出されたみんなの課題などの情報は、一人別に所属校へ申し送りをします。そして、所属校ではそれらを踏まえて、引き続ききめ細かく指導を継続します。
このように能開センターでは、普段の所属校の指導者だけでなく、能開センター全体で連携しながら、みなさんをお預かりしています。
投稿日:2012年 4月26日 作成者:ikeda
先日紹介した、「能開ダイアリー」の使用方法。それを参考に、しっかり活用できているでしょうか。「能開ダイアリー」で、しっかり学習のリズムをつけていきましょう!
ところで、皆さん能開生と同じように、「能開の先生たち」も勉強していることをご存知でしょうか。今回は、その先生たちの「教科会議」について報告します。
各教科チームは、「国語」「算数」「理科」「低学年」の4つに分かれています。毎年、それぞれの科目でテーマを設定し、それに基づいて議論を重ねます。また、科目によっては、さらに細かく「分科会」を行っています。ここでは、それぞれのチームがどのようなことを話し合っているのかの紹介をしてみましょう!
国語チームでは、皆さんの受けられている実力テストや公開模試の精度を向上させる議論を行っています。また、別のチームでは、学校別入試問題についての研究を深め、「どのような練習をすればそれぞれの学校の合格へ近づけるのか」という内容についての議論も行われています。
算数チームでは、能開センターで行っている「学校別模試(東大寺模試・星光模試・四天王寺模試など)」をさらに精度向上させ、力をつけるためにどのようにすればよいかの議論が行われました。また、算数科の別のチームでは、昨年度完成させたテキスト「東大寺大全」からさらに進化したものを作成すべく議論がスタートしています。そして、また違うチームでは、日々の授業を撮影し、その撮影したものを検証しながら、最もよい授業を提供するための教案作りについて、議論しています。
理科チームでは、毎年3月に行われる入試分析会においての新分析方法を研究しています。さらに、この新分析機軸に基づいた「学校別模試」の作成に踏み込み、より精度の高い模試の作成を目指します。
低学年チームでは、「低学年特有のぶれに左右されることなく、一定の水準を保ったテストを作成すること」をテーマに議論が進められています。そして、入試の合格はもとより、伸び続けていくために必要な低学年期の学習についての議論を進めています。
もちろん、教科会議はこの1回で終わりではなく、指導スタッフが年間を通じ、科目チームで話し合いを続けていきます。さらに、毎年5月には、「泊り込みの研修会議」も実施します。全ては「子どもたちの成績はどのようにすれば向上するのか?」ひいては、「全員を第一志望校に合格させるためにはどうすればよいか?」のために行っているのです。皆さんに負けないように、先生たちも勉強しているのです。
これからも、進化し続ける能開センターの指導にご期待ください。
投稿日:2012年 4月12日 作成者:ikeda
さあ、4月に入りました。新学期・新学年のスタートに、心を躍らせている人も多いことでしょう。
新しいクラスや先生にも、慣れてきたころではないでしょうか。
この新年度からGWまでが学習リズムづくりのチャンスです。学校、そして能開センターでの学習は、軌道に乗っていますか?
「宿題が多すぎてまわらない……」「能開のゼミの前日にまとめてやってしまって、確認テストの成績もあがらないよ……」そのようなことになってしまったら、大変です。
そこで、みなさんにアドバイス! 『能開ダイアリー』の活用です。みなさん、うまく活用できているでしょうか。
能開センターでは、小学4年生から 『能開ダイアリー』を使って計画的に学習する方法を指導しています。学習を計画的に行うことなしには、高学年で要求されるたくさんの学習に対応できなくなるからです。短時間で効率よく学習する、それが計画的な学習です。
まず、一週間の生活を組み立てていきます。能開ゼミのある日、ない日。習い事の日。
1日の中では、朝起きる時間、学校へ出かける時間、帰宅する時間、宿題をする時間、おフロに入る時間、晩ご飯を食べる時間、TVを見たり、読書やゲームなど好きなことをする時間…。こうやって、何曜日のどの時間帯に、どの教科をどれくらいするのか、細かくなりすぎないように計画を立てます。
ここでのポイントは、親子で一緒に計画を練ることです。保護者の方はお子さまの希望も汲みつつ、「じゃぁここは好きなことをする時間にしようか? そのためには宿題をこの時間までに終わらせなきゃね」といった具合に、うまくナビゲートしてあげてください。
計画作りにお子さま自身が関わることで、その計画が人から押し付けられたものではなく、「自分が決めたものだ」という意識をお子さまに芽生えさせます。計画を主体的に守れるかどうかは、まさにここにかかっているのです。あなたが決めたその計画を、毎日実行できるように応援しているよ、という演出が、保護者の方の腕の見せ所です。
計画が立ったら、あとは実行あるのみ! 予定通りに実行できたら、その項目に線を引いて消していきます。できたことを“可視化”するのです。問題を一人で解けるようになることがもちろん大切なのですが、決めたことをきちんと実行できる、これも大変素晴らしいこと! この日々の“プチ成功体験”を書きためていけるのが、 『能開ダイアリー』です。
能開の先生は、しっかりできているときにはそのがんばりを讃え、そうでないときには励ましや的確な指示をコメントします。着実に消しこまれた『能開ダイアリー』は、お子さまのがんばりの軌跡そのもの。大いに褒めてあげてください。
さらに『能開ダイアリー』は保護者の方と能開センターとのコミュニケーションツールとしても活用していただけます。校への連絡事項や気になることなど、お書きいただいても結構です。
能開センターでは、一週間のスケジュールをこの『能開ダイアリー』で自己管理をすることで、「学習リズム」をつくりあげていくのです。
上手にダイアリーを使いこなしている人たちは、「次のテストまで何をしたらよいか」ということを自分で把握し、学習を進めていくことができます。そして、成績もグングンあがります! まさに、“大人のビジネス手帳の子ども版”です。 卒業してからも、愛用している先輩もいるとか!? 特に小5・6生は平日に週3回の能開の授業がありますので、授業の翌日には宿題を始めるように心がけましょう。宿題に「追われる」のではなく、自分から宿題を「追いかけ」ることが秘訣です!
それでは、1学期を『能開ダイアリー』を活用して一緒にがんばっていきましょう!!
投稿日:2012年 4月4日 作成者:nagai
中学進学激励会 第2部

第2部では、卒業生を代表して、泉佐野校の阪上陽菜さん、草津校の藤岡寛忠君が、ステージで受験体験記を朗読しました。
また、保護者の代表として河内長野校の山上祐里菜さんのお母さまと、生駒校の西田亮君のお母さまの体験記を、能開センター生駒校の小津治子先生が朗読させていただきました。
いいときばかりでなく、山あり谷あり。迷いもあれば揺れもある。そんな紆余曲折を経てこの春、卒業生たちはそれぞれの進む中学校の門をくぐるに至りました。そのプロセスを、そのプロセスこそがかけがえなのない経験であったのだと、体験記の朗読を通して全員で共有しあいました。
(中学進学激励会で朗読された受験体験記はこちらをご覧ください)
また、今年度の激励会スペシャルイベントとして、灘中に兄弟そろって合格した双子の海士部宏紀くん、佑紀くんの2人にステージインタビューを行いました。
インタビュアーは灘特訓算数指導者の佐々木康明先生が行いました。
特訓の会場で指示をするとき、「だまれ」「すわれ」「いのれ」の三文字しか言わないとある先生に言われた佐々木です(笑)
正月特訓のとき、だれも指示をしないのに、800人の生徒が静まり返っていた。それを見た特訓会場の清風中学校の先生が「なぜ生徒はこんなに静かなのですか?」と聞いた。それは「能開生だからです」。
愛光を受験したお母さんから「なぜ能開の生徒は試験前、静かに自習をしているのですか?」と聞かれた。「能開生だからです」。
わたしたちはみんな、能開生を誇りに思っている! 全員を褒めたいが、ここではムリなので君たちを代表して海士部兄弟をインタビューしたいと思う。
(佐々木先生) この1年間を振り返っていちばん思い出に残っているのは?
宏紀くん 灘の合格発表のとき、自分の番号があったことです。
佑紀くん 僕も同じように灘で番号があったことです。
(佐々木先生) 2人は見事灘校に合格し、佑紀君はトップで合格しました! (場内から大きな拍手!! )
(佐々木先生) 中学に入ってがんばりたいことは?
宏紀くん 勉強や部活をがんばりたいです。
佑紀くん 夢に向けて勉強、部活をがんばる。友達もいっぱい作りたいです。
(佐々木先生) 将来の夢は?
宏紀くん 医師になって難病の人を助けたいです。
佑紀くん 医者になって世の中のために尽くしたい。
(佐々木先生) 滋賀県で、双子の医師は評判になるでしょう!
※写真中央は海士部くん兄弟が在籍していた能開センター草津校算数指導者の小林礼朋先生。
やはり、ぴったりと息のあった海士部くんご兄弟でした! 灘校でも大いに活躍してくれることでしょう。
中学進学激励会 第3部
能開センターの先生たちも、卒業していくみんなとの再会を楽しみにしていました!
その喜びの気持ちを先生たちは仮装の姿にあらわして、記念品の「ごうかくクン」グッズ詰め合わせを配るために一斉に会場へ入場しました!


さて、楽しい記念品授与の後は、真面目な(!?)子ども版「入試分析会」の開催です。文系は泉佐野校の南健先生、理系は八木校の河原豊先生が担当しました。
みんなが挑戦した2012年度の入試問題を、能開センターならではの手法で分析する子ども版「入試分析」は、毎年卒業生たちに大好評です(笑)


激励会も宴たけなわ。卒業生たちにエールを贈ろうと、先生たちがステージに集合。新しい生活になっても、勉強とクラブをがんばろう! と、能開センター版ハカダンス(※ニュージーランドのラグビー代表チーム、オールブラックスのハカ「カマテ」にちなんだもの)を披露しました!
そして最後はやっぱり、能開センター恒例の気合入れ!で激励会を締めくくりました。

卒業生のみなさん、お子さまを一生懸命に支えてこられた保護者の皆さま、本当におめでとうございました!
今日までの努力を生涯の財産として、中学進学後、さらに大きく飛躍されますよう心よりお祈りいたします。
これからも時々、能開センターに元気な顔を見せに来てくださいね!
投稿日:2012年 4月4日 作成者:nagai
さあ、4月! 進級・進学の季節ですね。
そんな中、時は前後しますが。。
3月22日、「能開センター中学進学激励会」が大阪国際交流センターで行われました。文字通り、能開センターからそれぞれの進学先中学校へと巣立っていく卒業生たちを祝い、励ます会です。一緒に入試をたたかった仲間たちや先生と、久しぶりに再会する機会となりました。当日は、参加してくれた500人を超える卒業生たちと、同伴の保護者の皆さま方で、会場の大ホールはほぼ満席となりました。
会に先立ち、近畿地区中学受験プロジェクト責任者の池内俊策が、卒業生たちに祝辞を述べました。
こうしてみんなの顔を一同に見るのは、正月特訓以来。いま、再会にあたり、受験当日、みんなどんな気持ちだったかを思い出して欲しい。
実は、君たちだけでなく、入試の期間は先生たちもどれだけ緊張していたことか! でも、その不安を吹き払ってくれるのが、君たちからの合格の報告でした。合格の連絡をもらうと、先生たちは大騒ぎをしていました。ガッツポーズをする人、万歳をする人、抱き合う人。泣いている人もいました。
そうやって合格を手に入れるまでの道のりが、どれだけ大変だったかと思うと、涙も出ます。
先生たちは君たちを叱ったり、いやなこともたくさん言ってきた。けれども先生たちは、君たちを指導してきてよかったと、心から思います。
ところで“4つのK”を覚えていますか? 最後のKは何でしたか? そう、「感謝」です。ご家族の手厚い支援があったからこそ、君たちは受験に邁進することができたのだということを忘れてはいけません。
ご家族の皆さん、本当におつかれさまでした! 今日は、これまでの努力を、ご家族でお互いに讃え合っていただきたいたいと思います。
しかし一方で、残念ながら第一志望校に合格できなかった人もいます。一生懸命やってきたのに報われなかった人がいることについては、能開センターはまだまだだなと反省します。しっかりやっていきたいと思います。
中学生になったら、ライバルが山ほどいることになります。学校の中では、誰かが1位になり、誰かがラストになるのです。ですから、これからもがんばり続けることを約束して欲しい。これが、今日の激励会の目的です。
さて、今日はみなさんにプレゼントがあります! がんばった自分へのご褒美のメダルを胸にかけよう! 君たちのがんばり、思いを、このメダルにこめて、全員バンザイ!!
そしてもう一つ。能開センターの母体ワオ・コーポレーションの代表取締役で、映画監督でもある西澤昭男監督の映画、『ふるさと─Japan』を上映します。この映画は、海外でたくさんの名誉ある賞を受賞している素晴らしい映画です。舞台は戦後の復興期、折りしも今の東日本とも重なります。この映画を通して、時代が変わっても、大人になっても、変わらない大事なことがある、そういうことを感じ取ってもらえたらと思います。
映画『ふるさと─Japan』オフィシャルサイトはこちら
(続く)
投稿日:2012年 3月28日 作成者:ikeda
3月26日(月)から、能開センターの各校で「春期講習」がスタート! 3日間の日程が大盛況のうちに終了しました。対象は、新小学1年生から新4年生。塾通いがはじめてのお子さまがほとんどです。
春期講習では、授業の基本的な受け方はもちろん、 習った学習内容をしっかり定着させることがねらいです。
能開センターの春期講習の1日目は「開講式」からスタートします。この3日間でどんなことができるようになりたいのか、各自の目標を書きました。
「大きな声で発表する」
「計算問題をまちがえない」
「わからない問題は質問する」
「新しい友達をつくる」
どんなささいなことでもいい、このように目標を書き出すことで、子どもたちは春期講習に主体的に参加することができるようになります。
こうして緊張のうちに始まった講習も、先生の楽しい授業にグイグイひきこまれ、徐々に活発な発言も増えてきました。
2日目は緊張もほぐれ、落ち着いてきます。「デイリーテスト」(講習の学習内容から小テストを行います)も行われ、学習した内容の定着度合いを測ります。問題を全問正解して、みんなの前でほめられ、ご褒美のスタンプを押してもらえた子はうれしそうです! 能開センターでは子どもたちのやる気を盛り上げるための演出にも余念がありません。
3日目。最終日には、一人ひとりの講習のがんばりをクラス全員で確認するために「閉講式」を行います。講習中のがんばりは、学力面だけではなく、学習姿勢・生活面・精神面などいろんな形となって実を結んでいるはず。それを、この「閉講式」で確認するのです。
3日間を通して成績が優秀だった人には優秀賞を、宿題や発言をがんばった人には特別賞を、などと、この講習に参加してできるようになったことについて表彰が行われました。表彰された子はとてもうれしそう! 表彰された子もそうでない子も、3日間やりきったことは、大きな自信になったことでしょう。
春期講習が終わると、次は能開生たちと一緒に勉強する「春期ゼミ」が始まります。学校内容に満足せず、もっとがんばってみたい! というお子さまは「春期ゼミ」にもご参加いただけます(ただし受講資格が必要です)。そこでは、学校という枠を超えたライバルが見つかることでしょう。それもまた、学びの大きなモチベーションになっていきます。
能開センターの通常授業は4月7日(土)からスタートします。春期講習・春期ゼミに参加されたお子さまたちが、この講習を通して「勉強をやり遂げた!」という成功体験から紡ぎだされた自信を胸に、新学年・新学期を前向きに迎えてくれることを願っています。
投稿日:2012年 3月14日 作成者:nagai
能開センター主催の2012年度難関私立中学入試分析会は本日3月14日(水)、最終回の近畿地区男子編を大阪国際交流センター・大ホールで実施しました。441名の保護者の皆さまと、学校の先生方にも多数ご来場いただきました。ありがとうございました。
分析に先立ち、能開センター大阪本部副責任者の相良照文がご挨拶を述べました。
大阪府下の男子校は大阪星光学院・高槻・清風・明星の4校となりましたが、2012年度の男子校入試(前期)で、4科目を必須とする学校は0校になったことなどをご報告しました。
続いて、近畿圏男子校・共学校の入試概況について、能開センター大阪南エリア責任者の上木原孝伸がお話ししました。
2012年度入試の大きなトピックスとして①入試の短期化 ②午後入試の威力 が挙げられます。
入試2日目午後の西大和学園の午後入試参入についてはこれまでの入試分析会で何度も触れてきましたが、大阪府では清風が、開始日の午後に理Ⅲ選抜入試を実施しました。
この試験は2 教科で実施し、前期試験と連続して受験すると、従来の前期・後期・理Ⅲプレミアムを連続受験した場合と同様に、理Ⅲ選抜試験に10 点の加算があります。理Ⅲ選抜試験は2 教科(240 点満点)なので、後期(360 点満点)・理Ⅲプレミアム(300 点満点)と比較すると、この加算点の比重は大きくなっています。清風の開始日午後入試の集合時間は、16 時と17 時の2 段階に設定されました。理Ⅲ選抜の受験者数は555 名に登ります。「入試の短期化」を象徴するかのように、この試験は受験生の多大なる支持を得、受験者数は1124 名から1228 名に増加しました。
翌開始日2 日目の15 日は、特進(最難関国公立大学110 名)・英数(90 名)のコース別募集を復活させた明星(2 次:特進のみ70 名)が例年通り連続日程を選択しました。2 次試験を中心に受験生は584 名から707 名に増加しました。同日の午後に実施される西大和学園の影響も大きいものと思われます。
開始3 日目の16 日には清風(後期)が続きます。17 日には3 日入試となった高槻(中期)と清風(理Ⅲプレミアム)が入試を行いました。高槻の後期は20 日に設定されることになりましたが、このポジションは洛星(後期)と同日の実施です。この改編により、中期が3 教科(算国理)、後期も3教科(算国理/算国社)となりました。同校の受験者数は938 名から1432 名へと著しい増大を示しました。
男子の併願受験パターンのポイントとしては、4日間で最大6校の受験が可能になったこと。午後入試のおかげでリスクが分散し、灘に挑戦しやすくなったこと。また、初日の発表が2日目にあることから、安心して3日目以降の入試に臨めることなどを挙げました。
大阪星光
2010年度に3・4科選択制を導入&阪神なんば線の開通で、兵庫県勢の志願者を集め倍率が2.36に高騰。その後も実質倍率は2.12(2011)→2.11(2012)と高い推移を保っています。2012年度は清風の初日午後入試の機会を得たことも、星光受験への追い風になった模様です。
2012得点結果から見ますと、今年は4科目判定を選択した受験生が多く、4科受験者は社会で大きく差がつきました。3科受験生は算数勝負。国語は記述の作成力が合否を分けました。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は63です。
清風南海
堅調な大学合格実績や、新校舎竣工などが歓迎されて、同校は安定した受験者増を維持しています。
得点結果からは、国語の平均点が4年連続して低下していることが分かります。本物の国語力を求める試験になっていると言えます。
また、算数のできる生徒がS特進で合格しています。特進、S特進ともに理科で差がついています。
合格のための条件は、国語が大きなカギを握っています。S特進への合格には算数・理科がポイントとなります。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は特進53、S特進58です。
B日程は、最難関校最後の砦として位置しています。入試の早期化により4日目までに決着した受験生が増えたため、受験者はわずかに減りました。
合格者の内訳を見ますと、特進はA日程で150名、B日程で100名。S特進はA日程で50名、B日程で80名となっており、S特進はB日程でも確保していたことがわかります。
B日程の能開センター中学受験公開模試での80%合格偏差値は特進が58、S特進64です。B日程S特進合格者のレベルは西大和と同等になります。
清風前期理Ⅲ選抜
同校の午後入試を勝ち抜くためのポイントは、初日午前中の合否を勝手に決めないこと!
前期とのW 受験による10 点加点はかなり大きな効果を発揮することになり、これにより、受験生は後期試験から前期試験へと大きくシフトしています。
また、大阪星光からの流れもあり、星光受験者の32.8%が清風午後入試を受験しています。
得点結果から言えることは。算数・国語ともに受験生の力をしっかりと測れる良問であったこと。算数でやや差がついた入試であったことです。
同校の特徴としては受験生のレベルが幅広いことです。大阪星光・清風南海を受験する力があれば、理Ⅲ選抜には十分合格が可能だと思われます。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は理Ⅲが52、プレミアムが56です。
西大和
併願パターンとしては、統一入試2日目の午前に灘、もしくは奈良帝塚山or明星のいずれかを受験していたものが、同校の午後入試に臨みました。4科は14:00、3科は14:55から試験がスタート。そして初日の発表は清風11:00、大阪星光13:00、清風南海14:30。しかし西大和の入試が終わるまでは、結果については子どもたちに知らせてはなりません。
2012年度の定員は220名。これに対して受験者は1300名にのぼりました! 合格者の内訳は、兵庫県勢の割合が増え、奈良県勢がその分減りました。
同校午後入試は社会→国語→算数→理科の順に行われたため、3科目受験が主流の兵庫県勢が同校の午後入試に間に合ったからです。
得点結果からは、算数が合否を分けたことが見てとれます。また、国語から例年出題されていた課題作文が消え並べ替えの問題にかわりました。これは午後入試で試験終了が18:00であり、発表が翌日の14:00であったことから、課題作文採点の余裕がなかったためと考えられます。
合格者は算数・理科の得意な生徒であることは言うまでもありません。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は64です。
東大寺
3日目に位置する東大寺への攻略ポイントは、初日の結果をひきずらないこと! また、この日の10:30に灘、14:00に西大和の発表がありますが、お母さまがたは昼間は「女優」に徹していただく必要があります(笑)。
東大寺は170名の受験者増となりました。3科・4科選択で兵庫県勢の志願者が増えたためです。西大和が3科日程を廃止したことも影響があるでしょう。また清風前期の初日午後入試で合格を担保できたことで、思い切って東大寺にチャレンジしたとも考えられます。しかし合格者は微増で、追加合格は▼0.3点までとなりました。
得点結果を見ますと、3科受験生のレベルの高さがうかがえます。配点は、ALL100点の均等配点のため、理社の強い受験生には有利と言えます。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は68です。
能開センターが入試分析を行う意義は「合格できる子どもたちをきちんと合格させる」ことにあります。もっと言えば「当初は合格できそうになかった子どもたちも、伸ばして合格させる」ことです。多岐にわたる入試併願戦略において、「出題内容単元分析」は最低限の分析であり、十分な分析とは言えません。その学校に合格するためには「どのような難易度」の問題が解けないといけないのかを、徹底的に分析する必要があると私たちは考えています。「能開センターだったから合格できた」と言ってもらえるよう、能開センターは進化し続けます。
以上、上木原による入試概況でした。
近畿地区男子編では、東大寺・大阪星光・西大和・清風南海・清風の5校の2012年度入試問題について、能開センター独自の基軸をもとに分析した結果を科目別にご報告しました。
分析を発表したのは下記のメンバーです。
算数 佐々木康明 (能開センター灘算数特訓責任者/写真右)
国語 岡本法子 (能開センター上本町校国語科担当/写真右から2番目)
理科 磯脇大輔 (能開センター理科主任/写真中央)
2012年度入試分析会は本日をもって終了しました。能開センターでは各地区で発表させていただいた分析結果を日々の授業や教材に活かし、今後も指導に邁進して参ります。
どうぞ、能開センターにご期待ください!
投稿日:2012年 3月13日 作成者:nagai

2012年度難関私立中学入試分析会もそろそろ終盤戦。
3月12日(月)は大阪国際交流センター・大ホールにて、近畿地区女子編を行いました。
寒さが戻り時折り粉雪もちらつく中、256名の保護者の皆さまと、多数の学校の先生方にご来場いただきました。
はじめに、能開センター泉州エリア責任者の南健が、ご挨拶をしました。
毎年、入試分析会の会場では、開演前にその年の入試の模様を(能開生と私たち指導者の激闘ぶりを)、スクリーンでご覧いただいております。能開センターの指導者たちは、子どもたちが試験会場に入る最後の最後まで直前指導を行い、子どもたちの不安な気持ちを払拭し、いつも通りの平常心で入試に臨めるように、心と体と頭をほぐしていきます。能開生たちは本当に真剣なまなざしでそれらのアドバイスに耳を傾け、手を動かし、声を出します。「その顔が見れるから、毎年わたしたちはがんばれるのです」と、南。
「うちの子、あんなにしっかりとした顔つきになれるのかしら!? と不安にお思いの皆さま。ご安心ください。わたくしたちは入試当日には、能開生をあのような顔にします。分析会はその宣誓の場でもあるのです」と結びました。
2012年度近畿地区女子編の中学入試の動向については、能開センターいずみ校副責任者の筒井伸和 がお話ししました。
その中の「②学校別入試情報」について、概要をお伝えします。
四天王寺
2012年度の倍率は英数Ⅰが1.3、英数Ⅱが2.9。今年は入学辞退者の予測が大きくはずれ、255名の定員に対して365名が入学手続きをしました。そこで急遽「特別措置」で9クラスに増設されることになりました。この「驚愕の9クラス」は今年度限りだそうです。
四天王寺中学に合格するために必要な条件は算数・国語の得点力です。科目別の平均点(推定)から英数Ⅰの合否は社会、英数Ⅱの合否のカギは算数・理科が握っていると言えます。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は英数Ⅱ63、英数Ⅰ54。
清風南海・女子
2012年度の倍率は特進1.6、S特2.2。受験者数が昨年の147名から131名に減ったのは、厳しかった昨年度の反動と言えます。
清風南海中学合格の条件は算数の得点力です。特進の合否は科目バランス、S特進の合否のカギは算数・理科が握っています。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値はA日程 S特進62、英数特進52。B日程 S特進64、英数特進60。
洛南高附・女子
2007年度に6.8倍という倍率をたたき出した同校・女子ですが、2012年度は初めて実質倍率が4倍を切り3.9倍となりました。
しかし入試3日目に位置取りする同校には相当な先鋭たちが受験し、依然として近畿女子最難関を誇ります。
洛南高附に合格するための条件は、ものすごい量の問題を限られた時間内に解ききる卓越したスピード。合否のカギを握るのはハイレベルな穴のない総合力。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は専願66、併願69。69は灘に次ぐ偏差値です。
大阪桐蔭前期・英数選抜 女子
昨年2011年度に大阪桐蔭の前期日程は午後入試となり、受験者数はその前年の168名から571名に増え大成功!!
そしてさらに2012年度は前期・中期ともに午後入試にして704名の受験者を集めました。倍率も1.2→1.3→1.7と上昇を続けています。
来年以降は競合する中学校も午後入試への参入を検討する可能性が出てきました。
大阪桐蔭中学に合格するための条件は算数・国語の得点力です。合否のカギを握るのは算数の問題選択眼。
能開センターの中学受験公開模試での80%合格偏差値は、前期専願50、併願56。中・後期専願54、併願58。
なお、女子全体の一人あたり平均受験校数は3.3校。これはあくまで受験校数であり出願校数ではありません。
ちなみに4日目まで合否がわからない四天王寺の受験者は平均受験校数5.1校、2日目に合否がわかる清風南海受験者の場合は3.9校となっていました。
この後、四天王寺・清風南海・洛南高附・大阪桐蔭の4中学校の2012年度入試問題について、能開センター独自の基軸をもとに分析した結果を科目別にご報告しました。
分析を発表したのは下記のメンバーです。
算数 岸本裕貴 (能開センター算数科副主任・岸和田校責任者)
国語 藤井亜貴子 (能開センター河内長野校国語科担当)
理科 早坂祐一 (能開センター堺東校責任者)
社会 天雲 寛 (能開センター社会科主任)

算数を担当した岸本裕貴


理科を担当した早坂祐一

いよいよ入試分析会は明日3月14日(水)、近畿地区男子編が最終回となります。
お申し込みはこちらからどうぞ。
http://nokai.jp/kinki/event/12analysis.php
2012年度分の析会は終了しました。また来年度、ご参加ください。
投稿日:2012年 3月9日 作成者:nagai

能開センター主催の2012年度中学入試分析会、本日3月9日(金)は京都地区編を池坊短期大学のホールで行いました。
あいにくの雨で足元の悪い中にもかかわらず、100名を越す保護者の皆さま、および学校の先生方にご来場いただきました。
冒頭、能開センター草津校責任者の小林礼朋がご挨拶をし、続いて2012年度から能開センター四条烏丸校の新校責任者に着任した高瀬規之(前能開センター枚方校責任者)が、2012年度京都地区の中学入試の動向についてお話ししました。
以下、その概要をお伝えします。
2012年度入試のトピックス
①統一入試日から3日間の短期決戦
②事前入試(地方有名中学校大阪会場入試)の定着
③午後入試
洛星
前期試験の実質倍率は1.9。これは4年前からほとんど変わりません。これに対して後期は6.4倍と大幅にアップ。そのわけは、2012年度の後期試験に専願・併願制度を導入し、合わせて追加合格は専願受験生からに限定したことがあげられます。これにより後期の受験者数は減少しましたが、合格者数も著しく限定されましたので(昨年90名だったのが今年は43名に減少)、実質倍率が6.4倍と暴騰する大変厳しい入試となりました。
洛南高附
2012年度最大のトピックスである西大和学園の開始日2日目午後入試は、同校の府県別出願者数にも影響を及ぼしました。
当初の予想通り、奈良県の出願者数は大きく減少し、一方大阪府・兵庫県の受験生で、開始日初日・2日目の2日間入試の学校を受験していた子どもたちは、西大和学園を同校の前日に受験した後、開始日3日目の同校の入試に臨めたわけです。大阪府・兵庫県の出願者数が増加したのは、この入試日程が原因であると考えます。
洛南の倍率は男子2.7、女子3.9、専願受験者の合格最低点は男子が217点/400点、女子が255点/400点。併願は男女とも266点/400点。女子は近畿圏で最難関となりました。
同志社
2012年度は同志社女子が後期入試を新設し、これにより女子の受験者数が倍増する結果になりました。同志社香里と並び、2012年度入試の耳目を集めた同志社女子の後期入試でしたが、WRは11.9倍の高倍率という極めて狭き門になりました。
同志社については受験生が減少する結果になりました。倍率は男子1.6、女子1.4、全体では1.5と安定しています。
立命館
2012年度は同志社女子後期日程の影響を受けて後期総合を中心に受験生が減少しました。昨年2.1倍だった同校ADCコースの実質倍率は1.6倍と緩和されました。
この後、京都地区では洛星、洛南高附、同志社、立命館の4中学校について、2012年度入試問題分析を科目別に行いました。分析を発表したのは下記のメンバーです。
算数 野原正貴 (能開センター枚方校責任者)
国語 宮武進吾(能開センター国語科副主任)
理科 岡本潤一(能開センター理科副主任)
社会 小笠原宏(能開センター社会科)

この後の入試分析会は、、残すところあと2回となりました。
3月12日(月) 近畿地区女子編(大阪国際交流センター)
3月14日(水)近畿地区男子編(大阪国際交流センター)
お申し込みはこちらからどうぞ。
http://nokai.jp/kinki/event/12analysis.php
2012年度分の析会は終了しました。また来年度、ご参加ください。
投稿日:2012年 3月7日 作成者:nagai

3月6日(火)、奈良県橿原文化会館小ホールで2012年度奈良地区中学入試分析会が行われました。
前夜からの雨も開場するころには上がり、200人の保護者及び私立中学校関係者の方々にご来場いただきました。
2012年度奈良県の中学入試の動向について、能開センター西大寺校責任者の紺屋清司 がお話ししました。
2012年度の奈良県の中学入試においては、西大和学園の午後入試実施が最大のトピックスとなりました。
西大和学園は例年、統一入試開始日2日目に「3科・4科選択日程」、3日目に「3科日程」とするポジションでしたが、2012年度には2回あった入試を開始日2日目の15日1回のみとし、4科受験者は午後14時開始、3科受験者は午後14時50分開始の午後入試としました。
最難関校の午後入試だけに、奈良県のみならず、近畿圏全体の併願パターンに影響を与える変更となりました。
従来、2009年度の統一入試では、3科型受験者は灘または甲陽学院を、4科型受験者は大阪星光学院または洛星を受験するのが一般的でしたが、2010年度に洛星と大阪星光が3科型の受験制度を設けたことで、3科型受験生は統一入試日の受験校を灘・甲陽・洛星・大阪星光の4校から選択することができるようになりました。そして2012年度、ここに西大和学園(午後入試)も加わり、熾烈な競争が繰り広げられることになったのです。
東大寺学園
東大寺学園は、2012年度は大阪府・京都府・兵庫県の受験者が増加しました。これは西大和学園午後入試の影響によるものだと考えます。
開始日初日・2日目に灘・甲陽学院を受験し、2日目の午後に西大和学園を受験した後、3日目に東大寺または洛南高校附属を受験するというシフトを選択した受験生が多数いたことがその要因です。六甲Bの受験者が減少していることから、進学を前提とした併願校として東大寺学園の認知が高まったものと推察します。
東大寺学園は東京大学、京都大学に毎年100名以上の合格者を出す奈良県No.1の進学校。同校の入試日が開始日3日目ということに加えて、2012年度は西大和学園の午後入試を経ての受験生、つまり灘・甲陽学院・大阪星光学院・洛星等の併願者が受験しています。
東大寺学園は2007年度より「3科・4科選択制」を導入しています。2012年度の競争率は3科型2.14倍、4科型3.14倍と実質倍率は3科型受験の方が低いのですが、3科型受験者の大多数が灘・甲陽学院の併願者であることを考えると、実質倍率には表れない厳しさが存在します。
ちなみに東大寺学園の合格率に関しては3科型受験者の合格率の高さが目立つのですが、2012年度は大幅に低下しました。これは、理科・社会の平均点の差異による影響が色濃く出た結果で、理科の受験者平均点が低かったことは、3科型の合格率低下に影響を及ぼしました。
西大和学園
西大和の実質倍率は2.6倍前後で推移していますが、母集団のレベルが上がっています。同校の受験については、受験者数の多寡に関わらず十全な対策が必要です。
奈良学園
2012年度は清風理Ⅲ選抜午後入試・大阪桐蔭前期午後入試・大阪桐蔭中期午後入試の影響を受けて、全日程で受験者が減少しました。
開始日5日目のC日程においてそれは顕著になっています。しかし合格者数を減らしたため、倍率は2.2倍を維持しました。
帝塚山
2012年度は2科受験がなくなり全員「3科・4科選択制」としました。2012年度西大和学園の午後入試の影響を受けて、2次A日程男子受験者数が大幅に増えました。2006年度の統一入試以降、京都府・兵庫県の受験者が減少していた同校ですが、2012年度は、男子受験生を中心に、大阪府からの出願者の占有率は2005年度以降最大のものになりました。
この後、東大寺学園、西大和学園、奈良学園、帝塚山の4中学校について、2012年度入試問題分析を科目別に行いました。分析を発表したのは下記の通りです。
算数 池森英雄(能開センター算数科主任 写真中央 )
国語 明石智行 (能開センター王寺校責任者 写真左から2人目)
理科 河原豊(能開センター八木校責任者 写真右)
社会 薮内一真(能開センター社会科主任 写真右から2人目)
当日ご参加いただいた皆さまには、上記4中学校の詳細な科目別入試問題分析冊子と、「2012年度近畿圏中学入試の動向と全データ」をご覧いただけるURL、ID、パスワードをお渡ししております。
この後の入試分析会の予定は次の通りです。
3月8日(木)和歌山地区編(ホテルグランヴィア和歌山)
3月9日(金) 京都地区編(池坊短大 こころホール)
3月12日(月) 近畿地区女子編(大阪国際交流センター)
3月14日(水)近畿地区男子編(大阪国際交流センター)
お申し込みはこちらからどうぞ。
http://nokai.jp/kinki/event/12analysis.php
2012年度分の析会は終了しました。また来年度、ご参加ください。